<avr/version.h>: avr-libcバージョンマクロ

マクロ
#define	__AVR_LIBC_VERSION_STRING__   "2.0.0"
#define	__AVR_LIBC_VERSION__   20000UL
#define	__AVR_LIBC_DATE_STRING__   "20150208"
#define	__AVR_LIBC_DATE_   20150208UL
#define	__AVR_LIBC_MAJOR__   2
#define	__AVR_LIBC_MINOR__   0
#define	__AVR_LIBC_REVISION__   0

説明詳細

#include <avr/version.h> 

このヘッダファイルは、avr-libcの現在のバージョン番号とバージョン文字列を含むマクロを定義しています。

バージョン番号自体は、基本的にドットで区切られた3つの部分からなっています。それは、メジャー番号、マイナー番号、リビジョン番号です。開発版（マイナー番号に奇数を使用）は、文字列表記の日付コード（YYYYMMDD）が追加されます。

このファイルは、<avr/io.h>で読み込まれます。これにより、互換テストを<avr/io.h>を使い実装できます。ライブラリのバージョンAPIが追加される日付より前のライブラリバージョンでは、参照されるが未定義のためCプリプロセッサマクロは自動的に0と評価され、下位互換を維持したコードになります。

マクロ定義説明

#define __AVR_LIBC_DATE_   20150208UL

リリース日の数値表記

#define __AVR_LIBC_DATE_STRING__   "20150208"

リリース日の文字列表記

#define __AVR_LIBC_MAJOR__   2

ライブラリのメジャーバージョン番号

#define __AVR_LIBC_MINOR__   0

ライブラリのマイナーバージョン番号

#define __AVR_LIBC_REVISION__   0

ライブラリのリビジョン番号

#define __AVR_LIBC_VERSION__   20000UL

現在のライブラリバージョンの数値表記

数値表記では、メジャー番号が1000の倍数、マイナー番号が100の倍数、そして3つのパーツを加えたものです。数字の比較で簡単に使用できるよう、単純に数値が増えていくように提供することを意図しています。

#define __AVR_LIBC_VERSION_STRING__   "2.0.0"

現在のライブラリバージョンの文字列表記