<errno.h>: システムエラー

マクロ
#define	EDOM   33
#define	ERANGE   34

変数
int	errno

説明詳細

#include <errno.h>

エラーが発生したとき、いくつかのライブラリ関数は、グローバル変数であるerrnoを設定します。 このファイル<errno.h>は、さまざまなエラーコードのシンボリックな名前を提供します。

マクロ定義説明

#define EDOM   33

領域エラー。（訳注：オペラントエラー）

#define ERANGE   34

範囲エラー。（訳注：オーバーフローやアンダーフロー）

変数説明

int errno

エラーコードは、ライブラリで発生した最後のエラーです。

errno変数には、ライブラリ関数で発生した最後のエラーコードが保存されます。この変数は、ライブラリ関数を呼び出す前にユーザーがクリアする必要があります。

警告

errnoグローバル変数は、スレッドやマルチタスクシステムでは安全に使用できません。errorの設定と、 errnoを調べるタスクで割込みがある場合は、競合状態を引き起こすことがあります。 もし別のタスクがerrnoの値をこの間に変更すると、結果は、割込みのタスクの間違ったものとなります。