Atmel JTAGICE3

Atmel社JTAGICE3は、全てのAVRデバイスでのオンチップデバッグやプログラミングが出来る強力な開発ツールです。 次の機能をサポートしています。

  • 32-bit AVR マイコンでのJTAGとaWireインタフェースによる、プログラミングとオンチップデバッグ
  • AVR XMEGAファミリーでの、JTAGと2線PDIインタフェースによる、プログラミングとオンチップデバッグ
  • 8-bit AVRマイコンにおけるプログラミン(JTAGとISP)と、OCD(On-Chip Debugging)をサポートするマイコンへのJTAGやdebugWIREインタフェースでのデバッグ

JTAGICE3は、AVR Studio 5 以降で動作します。(AVR Studio4では動作しないので注意してください。)

主な機能は、AVR studio5以降のヘルプの「JTAGICE3 User Guide」に記載されています。

JTAGICE3でできること

プログラムのEEPROMへの書込み

  • JTAGインタフェースによる書込みは、JTAG対応AVRすべてに対応
    • Tinyシリーズの一部など、JTAGサポートしていないデバイスに注意
  • 32bit AVR : aWireインタフェース
  • xmega AVR : PDIインタフェース
  • 8bit AVR : ISP(In-System Programming)インタフェース

OCD (On-Chip Debugging)

AVR Studio 5以降と連携し、実際のAVR上で動作している状態と連携しながら、プログラムコードをデバッグできる。

レジスタの値・I/O状態の他に割込みなどの動作を逐次確認しながらデバッグ出来るため、シミュレータより詳しいデバッグで問題発見と解決ができる。

JTAGのバウンダリスキャン

I/OピンをAVRのCPU状態とは関係なく、直接制御し、外部回路との連携の確認や、回路の物理的な破損などを調べられる。

購入情報

Atmelストアにて199ドルで販売されている。他にもいろいろなところで販売されている。 (atmel storeから購入するなら、AVR ONE! セール価格199ドルを購入することをおすすめ。JTAGICE3の上位機種です。2012/3/12情報)

ピン接続

JTAGICE3から、各機能を使用するときのピン対応は次の通りです。ヘルプを見てもちゃんと書かれていなく探すことになります。

JTAGICE3JTAGISP/debugWIREaWirePDI説明
1: TCK 1: test clockSCK PDI_DATA
2: GND 2: GNDGNDGNDGND Ground
3: TDO 3: test data outMISODATA
4: VTG 4: VTGVTGVTGVTG target voltage(ターゲット電源)
5: TMS 5: test mode state
6: nSRST 6: ResetReset
7: -(N.C.) 7: N.C. 未接続
8: nTRST 8: test reset
9: TDI 9: test data inMOSI
10: GND 10: GND GND Ground / JTAGICE3のミニスクェアピンは「0」表記

「ヘッダのピン番号:機能」で表記しています。 JTAGICE3に付属しているミニスクェアピンと、各ピンヘッダ(JTAG10ピン・ISP6ピン)に対応しています。AVRへ直接接続する場合は、JTAGICE3のピンを、AVRの各機能のピンへ接続して使用します。

参考:ISP・JTAGピンヘッダ

例:ATMEGA644PAの場合

ATMEGA644PAのDIPへ接続する場合のJTAGICE3と各ピンの対応表

JTAGICE3JTAG利用ISP利用説明
1: TCK24: TCK8: SCK
2: GND11: GND11: GNDGround(接地)/11ピン or 31ピン
3: TDO26: TDO7: MISO
4: VTG10: VCC10: VCCVoltage Target(ターゲット電源)
5: TMS25: TMS
6: nSRST9: Reset9: Reset
7: -(N.C.)未接続
8: nTRSTATMega644PAでは使用しない
9: TDI27: TDI6: MOSI
10: GND11: GND11: GNDGround(接地)/11ピン or 31ピン

関連ツール

プログラミングのみ

デバッグ機能付き

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